新潟県・富山県・石川県・福井県・群馬県・栃木県でのクリニック新規開業・医院継承をサポートします

新規開業の流れ

開業までには様々なステップがあります。
余裕を持ったスケジュールを組むために開業までの流れをご確認ください。

2.事業・資金計画開業希望地のヒアリング・不動産相談
事業・資金計画策定

1.開業の検討
(情報収集)
おおざっぱでも構いませんので、イメージを具現化してみましょう。どんな医療をやりたいのか、第二の人生で目指すものはなにか、どんなスタイルでやりたいのか明確にするのは難しいので、まずは「地域・在宅・かかりつけ」etc色々なキーワードを順位づけでもよいかと思います。開業している信頼できる先輩医師に相談してみるのも大事です。そしてなにより家族に相談しましょう。家族の理解と応援なく、開業は困難です。

 

Point!
相談は本当に信頼できる一部の人に限りましょう。また、飲み会など複数人の席では言わないようにしましょう。噂はすぐに広まります。開業する際に、職場の上司(院長)や医局へ自分の口で言う前に、他人からの情報が先に入ってしまうとトラブル発生のもととなります。

2.開業エリアの絞込み 現在外来で患者さんを多く持っておられるなら、病院の近くもしくは患者さんがきているエリアでの開業がおすすめです。
まず患者さんがどこの住所からよくきているのかをチェックしてみましょう。また、これから高齢になっても長年通い続けるわけですので、ご自宅からの通勤距離・時間も考慮してみましょう。今後クリニックを経営するにあたり、一番大事な部分です。あせらずじっくり検討しましょう。
 
Point!
視認性をポイントとされると良いかと思います。しかし患者さんの多くは高齢者のため、国道沿いのような通りの激しい場所や出入りしずらいテクニカルな場所は避けたほうが良いと思います。弊社では診療圏調査や周辺競合医療機関調査などお手伝いをいたします。
 
Point!
現在の病院近隣で開業される場合は、病院で週1回半日でもアルバイトができうるようであればぜひお願いしてみましょう。病院側も紹介率UPのメリットがあります。
3.具体的物件さがし 開業エリアをいくつかに絞ったのち、いよいよ具体的に条件の合う物件さがしとなります。その際インターネット上に出ている物件は多くの場合、おすすめしません。
良い物件はネットに出る前にチェーンのコンビニ・ドラッグ・飲食店などがすぐに抑えてしまいます。物件は出てはすぐ消え、出てはすぐ消えます。あせらず半年から1年程度のゆとりを持って、希望の条件に合う物件を見つけましょう。
また、ただ待っていてはでてこない、現在畑・田・駐車場で利用されている場所も交渉次第で候補地となります。ただ、調整区域や農業振興区域等で建物を建てられない場合もありますので、業者に依頼されるのがおすすめです。弊社では地主への直接折衝も含め、希望に合う物件を無償でお探しいたします。
 
Point!
田んぼの土地は初期費用がかかることを念頭におきましょう。田んぼの緩い土を取り除き、新しい土を入れる必要や、建物をたてる際に地盤が弱いために杭を深く打ち込む必要がでてきます。道路より1m程度深い田んぼの土地の場合、造成費と地盤杭だけで500~1000万円程度かかることもあります。
4、チームづくり 土地にめどがつき、開業時期がみえてきて具体的になってきましたら、先生のクリニックを支援するチームを作りましょう。
主なところで会計事務所、医療機器、医薬品卸、薬局です。医療も医師・看護師・検査技師・医療事務などチームで動くことで最大の力が発揮できるように、先生のクリニックを成功させるチームづくりが肝心です。
 
Point!
先生のお知り合いや親族で信頼できる設計士や建築関係の方がいればチームに入っていただくのが良いですが、開業で一番お金のかかる(コストを削らなければならない)部分です。価格は厳しく対峙できうるほどの仲の方であればぜひともチームに入っていただきましょう。
5、事業計画と資金調達 従来は資金調達が大変でしたが、マイナス金利時代となり銀行も融資先を探している時代となりました。
借り手と貸し手の立場が逆転している昨今ですが、開業医市場では昔ほど温水ではなく、冷たい厳しい時代となりつつあります。融資獲得のためではなく、生き抜くためにしっかりとした事業計画がより重要となってきています。今後設計や医療機器選定の際、夢が膨らみどうしても予算オーバーしがちとなります。ここでしっかりと計画をたてることで、上限投資額を決め、その中での優先順位をつけていくことがリスクの少ない=成功への近道となることと思います。
 
Point!
しっかりと収益予測をたて、赤字にならないために販管費をいくらまでに抑えなければならないか、その販管費をどこに割り振っていくか、いっしょに考えていただくことで経営への第一歩となります。
6、設計・建築 夢が膨らみ開業準備の中で一番楽しい時期です。やりたいことをリスト化し、順位づけをしてみましょう。予算を鑑みながらメリハリをつけていくことが大事です。
先生のやりたい医療、導入したい医療機器によって建物の大きさ、導線が変わってきます。スタッフの導線が効率的になるようレイアウトを考え、見た目より機能性を重視しましょう。
1回5歩違えば、1日で500歩違います。その分患者さんを待たせてしまうことになります。細かな部分ですと昨今は靴をぬがないクリニックが増えていますし、患者さんの評判も良いです。また受付では玄関から待合室すべてを見渡せるように設計されているのが多いです。ほか医院の内覧会等に顔を出し、細かな部分までチェックしてみるのもおすすめです。
 
Point!
設計・建築は一番お金のかかる部分であり、一番コスト削減できる部分です。色々なやり方でコストをさげる取り組みをしましょう。

例)設計建築コンペを実施し、色々な提案を受ける中で価格も競争させる。設計士と念入りに設計をし、同一条件(図面)で建築入札をかける
 
Point!
中核となる先生の勝負したい医療内容、競合との差別化となる医療内容はなるべく抑えないようにして、ほかでコスト削減しましょう。見た目の良い外観・内観は素敵ですがその分コストがかかります。また時代と共にデザインは変化しますし、患者さんによって好みは変わります。飽きのこないシンプルさをこころがけましょう。

7、医療機器 まず先生のやりたい医療、競合クリニックと比べて武器となる部分には妥協しないようにしましょう。
ただし、あれもこれもとならないように、核となる部分以外は予算を鑑みて当初は我慢することも大事です。特殊な業界であり、同メーカーの医療機器を販売会社同士で競わせることができません。価格を落とすには異なるメーカーとの比較が重要です。弊社では価格に妥当性があるか、データベースで調べることが可能ですので、高い場合には根拠をもって対応いたします。
 
Point!
5年以上使用するものや100万円未満のものは買取、5年で買い替えするようなものはリースをおすすめします。
8、求人 先生の理想の医療を担うチームづくりとなります。
が、開業後の先生方の声で一番大変なのが人事問題でもあります。診察室にいて診療をされている先生からは診察室以外の普段の様子が見えません。また休憩時間にスタッフ休憩室の様子もわかりません。そのため信頼できうる方に入っていただくのがベターです。
具体的には先生のパートナーに時々手伝いに入ってもらう、または病院で勤務している際に信頼できうるスタッフを連れて開業し、ときどき様子を伺うなどです。もし全員新規での採用であれば、できる限り公平性を保つ必要があります。
 
Point!
採用後に細かいことを言うと不平不満が出る可能性があります。面接時に細かな点もしっかりと伝えておく必要があります。特に病院勤務だけしかしたことのないスタッフには注意が必要です。(看護師も清掃をしてもらう、雪かき、ごみ集めetc)
 
Point!
採用職種、人数、給与は事業計画時にしっかりと確認しておきましょう。
9、プロモーション 開業時、どんどん減っていく通帳を眺めてはブルーになり精神的にきつくなる。そんな状況にならないために開業前のプロモーションが非常に重要です。まず第一に重要なのが地域の方々に認知してもらうことです。ホームページ、内覧会、広告、看板等がそれにあたります。しっかりと吟味しましょう。また、それ以上に大事な点は地域住民との接点をつくる、顔が見える関係をつくることです。慢性疾患の高齢者は特に、既存にかかっているクリニックに不満がなければ医療機関を変えようと思いません。なにかのきっかけで先生を直接知ると、次回からきてもらうこともできます。なるべくその機会を多く設けましょう。
 
Point!
開業が直近に迫ると細かな業務が多くなります。ただし先生自身も現在の職場の引継ぎ時期となり非常に忙しくなる時期です。重要度の大小を見極め、細かな点は業者やスタッフにある程度任せて報告をもらう体制をとり、大事な部分がおろそかにならないように気をつけましょう。
10、開業 一般的ではありますが、ゴールではなくスタートです。さまざまな事態に責任者として判断していく心構えが大事です。弊社は開業後も引き続きサポートしてまいります。